近年、急速な高齢化社会の進展や住民環境の変化に伴い、災害発生の要因は極めて複雑、多様化し住民の安全な暮らしを守る消防は、このような時代の要請に的確に対応した施策をより一層推進することが求められています。
こうした観点から、より早く、より確実で効率的な部隊運用を図るため、最新のコンピューターによる消防緊急通信指令システムを更新しました。(令和6年3月27日運用開始)
  このシステムは119番の受付から災害場所の確認並びに部隊の編成、出動指令、現場活動の支援などの複雑な情報の流れを速やかにかつ正確に処理することが出来ます。
 火災や事故が、万一発生した場合は被害を最小限にくい止めるため、昼夜休むことなく運用し、住民や観光客の皆様の安全を守ります。

 また、Live119やIP無線を導入し、通報者から現場の状況を動画や写真で送信してもらい、それをIP無線のチャットシステムで出動部隊と共有し迅速な災害対応が可能となりました。

 

指令室

 

システムの概要

  • Live119映像通報システム
  • IP無線システム
  • NET119緊急通報システム
  • 統合型位置情報表示システム
  • マルチパネルによる操作時間短縮
  • 現場到着の迅速化と現場活動の支援強化
  • 災害弱者への対策強化
  • 指令制御装置の安全対策強化
  • 予告指令による迅速な指令
  • ネットワーク強化による情報共有化の促進
  • 安易な設定作業性
  • 英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語を三者間で同時通訳(24時間365日)

システム系統図

系統図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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