〜既設の地下貯蔵タンクに対する流出防止対策について〜

 近年、地下に埋設された貯蔵タンク(地下貯蔵タンク)から、危険物の流出事故が増加傾向にあり、その原因の中でも腐食等の劣化によるものが最も多く、また、その構造上発見が遅れる可能性が高いことからも被害の拡大が懸念されています。
 このことから、危険物の規制に関する規則等の一部を改正する省令(平成22年総務省令第71号)及び危険物の規制に関する技術上の基準の細目を定める告示の一部を改正する件(平成22年総務省告示第246号)が平成22年6月28日に公布され、平成23年2月1日より施行されます。

◇ 改正内容の概要 ◇

 今回の改正は、地盤面下に直接埋設された既設の地下貯蔵タンク(タンク室内に設置されたタンク等を除く。)の「設置年数」「塗覆装の種類」「設計板厚」によって危険性を判定し、その区分に応じて、腐食を防止するため「タンク内面のコーティング」などの流出事故防止対策を講ずることを主な内容とするものです。

◇ 詳しい内容について ◇

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