毎年箱根駅伝往路優勝校に贈呈している寄木トロフィーが完成し、製作者である(株)金指ウッドクラフトの金指勝悦さんから町長に手渡されました。

 

 

今回のモチーフになったのは、映画も記録的大ヒットとなっている「鬼滅の刃」です。

当初は別のモチーフで製作を進めており、8割ほど完成していたそうですが、ご家族から「今年はやっぱり鬼滅の刃じゃない?」とアドバイスを受け、急遽「全集中」でトロフィーを完成させたそうです。

 

未知の敵である鬼と戦う姿が、見えない敵である新型コロナウイルスと戦っている私たちの姿と重なることや、主人公とその仲間たちは勿論、鬼となってしまった敵にも様々な背景やドラマがあるように、箱根駅伝に出場している選手たちや大学などにも数々のドラマがある点に、相通ずるものを感じたそうです。

トロフィーには主人公達が着ている羽織や着物の模様等が採用されており、市松模様には繁栄の意味が、麻の葉と三角の鱗模様にはそれぞれ厄除け・厄落としの意味があります。

作中には寄木細工に使用されている模様が数多く登場しており、また寄木細工の「秘密箱」も登場することから、作中の「刀鍛冶の里」は畑宿がモデルではないかとの噂も…

 

こちらのトロフィーは12月25日(金)までの間、選手に贈られる寄木のメダルとともに役場庁舎1階の展示ケースに飾られています。お立ち寄りの際はぜひ間近でご覧になってください。