箱根町では、これまで多くの公共施設を整備してきましたが、近い将来、多くの公共施設が一斉に改修・更新時期を迎えることから、公共施設の老朽化に伴う維持管理及び更新費用の増大や、人口減少や少子高齢化委の進展に伴う町民ニーズの変化への対応などが課題となっています。
 このような課題に対応するため、平成26年に、公共施設の現状を「量(ストック)」、「管理運営経費(コスト)」、「利用状況(サービス)」の3つの視点から整理・分析するために作成した「箱根町公共施設白書」に基づき、町民サービスへの影響を最小限に抑えながら、将来に過大な負担を残さずに、安全で安心な公共施設の提供、配置を行うための基本的な考え方をまとめた「箱根町公共施設マネジメント基本方針」を策定しました。
 今後はこの基本方針に沿って、施設の老朽度や維持管理及び更新費用、利用状況、町内の施設配置の状況等を踏まえながら、公共施設の安全確保や長寿命化、効率的な更新、建築物の多目的利用といった具体的な再編整備等に取り組みます。

箱根町公共施設マネジメント基本方針の概要

公共施設マネジメントの基本理念

『経営的観点から公共施設の量・質・コストの見直しを図り、安心して利用できる公共施設を持続的に提供する』

公共施設マネジメント3原則

1 公共施設の適正配置と総量の適正化
  将来にわたり持続可能な公共施設サービスの提供に向け、公共施設と機能の適正化を図ります。
2 公共施設に係るあらゆるコストの縮減
  公共施設の整備や経営管理においては、コストの縮減に向けた対応を追及します。
3 長寿命化を目的とした公共施設の保全
  保有する公共施設を長期にわたり安全かつ経済的に活用するため、計画的な施設保全を実施します。

※企画課窓口でもご覧いただけます。

《参考》

※詳細は こちら

お問い合わせ先