箱根町では、平成24年3月19日に景観に大きな影響を与える看板類について、町が掲出する際のルールを定めた「箱根町公共サインガイドライン」を策定しました。 このガイドラインは、箱根町景観条例第10条に定める、「良好な景観の形成における町の先導的な役割」を果たしていくために策定したものです。

1 策定までの流れと策定目的

箱根町の豊かな自然は、昭和11年に町のほぼ全域が国立公園法(現自然公園法)により「富士箱根国立公園」(現「富士箱根伊豆国立公園」)に指定されて以来、主として自然公園法による様々な厳しい規制により守られてきました。
また、箱根町でも、計画的な市街化を進める地区と自然を保護していく地区とを区分すると同時に、用途地域の指定などにより、秩序ある土地利用の誘導に努めてきました。平成21年には、町の景観を守り、育て、次代に引き継いでいくために、景観計画を策定し、景観条例を施行することにより、町民・事業者の皆さまと協働して良好な景観形成についての取組みを行っています。

そして、良好な景観形成については町が先導的な役割を果たすことが必要であるとの考えから、公共建築物、道路、公園などについて、景観に配慮した整備の方針を定めた「箱根町景観形成公共施設整備指針」を平成22年に策定しました。
箱根町公共サインガイドラインは、その指針に加え、町がさらなる先導的な役割を果たしていくために、景観に大きな影響を与える公共サインのための掲出ルールを定めたものです。

 

2 箱根町公共サインガイドラインの特徴

 【箱根町公共サインガイドラインで定める色彩とその色名】
 【箱根町公共サインガイドラインで定める色彩とその色名】

現在、主に都市部においては公共サインについてのガイドラインなどを策定する自治体が増加しています。それらガイドラインは、都市基盤の整備や、観光客の回遊性の強化などを主要な目的としたものです。
箱根町のガイドラインは、それらの一般的な目的以外に、景観条例に掲げる大きな2つの目的、「保全」と「形成」を達成することに最大の焦点を置いて作成しました。

「保全」の面においては、掲出を抑えること、掲出する場合についても表示面積を少なくすることで周囲の景観をなるべく阻害させないようにします。設置したサインについては、維持管理を徹底し、景観の乱れを防ぎます。

「形成」の面においては、次のとおりサインに用いる色彩基準を定め、それぞれの色彩に町の自然景観資源にちなんだ独自の色名をつけることで、景観の向上と魅力をアピールするとともに、周囲の景観に調和するようなサインを掲出し、「箱根らしさ」を演出していきます。


詳細については、次の「箱根町公共サインガイドラインのダウンロード」をご覧ください。

箱根町公共サインガイドラインのダウンロード

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