トラストの正式名称は、イギリスを発祥地とする「ナショナル・トラスト」(国民環境基金)と呼ばれるもので、『身近な環境は自分たちの手で保護しよう!』を基本理念に、自分たちで集め、または、広く一般の人々から寄せられた資金で良好な自然環境を有する土地の取得・管理を行い、その環境を守っていこうとする運動です。 昭和11年に国立公園に指定された箱根町の自然環境は、四季折々に表情を変え私たちを和ませてくれています。 この21世紀は、環境の世紀といわれているように、住む人々が誇りを持つことができるまち、訪れる多くの人々が魅力を感じ愛着をもってくれるまちであるためには、自然景観、温泉、歴史、文化といった資源を大切に守り、育て、次の世代に伝えていくことが必要であり、このことは今を生きる私たちの使命です。

箱根町では、広く住民・観光客・企業に対して理解と協力を求め、優れた自然景観や貴重な歴史的・文化的遺産の保全を図っていくことを目的として「箱根トラスト制度」を創設するとともに、その具現化を図るための原資となる「箱根町資源保全基金」を平成元年度に設置しています。 箱根トラストでは、国・県の買い入れ制度では手立てのできない国立公園内の特別地域・普通地域における重要な景観地、あるいは歴史的・文化的に貴重な土地・建物を、みなさんからの寄付金をもとに、買い入れや借上げ契約などにより保全しようとするものです。

箱根トラスト推進事業

皆さんからの寄付金は、国指定史跡である箱根関跡周辺地、約1,242平方メートルの土地の取得や神奈川県唯一の湿原である仙石原湿原の森林化を防ぎ、湿原としての生物多様性を維持していくための保全経費等として活用されています。 今後も皆さんの箱根であり続けるため、また、より一層箱根が光り輝くために、保全の手を広げていきたいと考えておりますので、皆さんの協力をお願いいたします。

皆さんからのご寄付

皆さまの大きなお力添えにより、
平成30年度の募金額は

4,578,000円

となりました。
ご協力いただいた全ての皆さまに、心より御礼申し上げます。


【参考】:過去3年間の実績

平成29年 4,572,000円
平成28年 4,451,632円
平成27年 5,320,052円 

 

基金の使いみち

1 土地購入
(1)箱根関跡周辺地(平成9・10年度)
(2)仙石原すすき草原の一部(平成20・22・23・25年度)

2 事業
(1)箱根トラスト推進事業(平成15・28・29年度)
(2)資源保護対策事業(平成15~30年度)
(3)仙石原すすき草原保存事業(平成15~30年度)
(4)箱根旧街道杉並木保護対策事業(平成15・16・28・29・30年度)
(5)史跡整備事業(平成15~24年度)
(6)近代化遺産調査・活用事業(平成15年度)
(7)箱根ジオパーク関係事業(平成29・30年度)

 

仙石原すすき草原
仙石原すすき草原

箱根関所
箱根関所