箱根関所通り
箱根関所通り

 このページでは、良好な景観形成をめざして取り組んでいる団体である「箱根関所通り景観まちづくり研究会」についてご紹介します。
 箱根関所通りの事業者の皆さんは、平成22年1月に「箱根関所通り景観まちづくり研究会」を立ち上げました。(会長 丸山皓史)
 この研究会は、箱根関所通りの事業者の皆さんなどで構成され、箱根関所通りの景観まちづくりに関することや、町景観条例に規定する景観重点地区の指定に向けた調査、研究などを行うことを目的として活動しています。
 また、平成22年1月から平成23年9月にかけては、山梨、静岡及び神奈川県の3県と関連市町村などが協力して取り組んでいる国際観光地にふさわしい屋外広告物を検討するプロジェクトチームに参加しました。(本プロジェクトの詳細については、『「国際観光地にふさわしい屋外広告物」検討プロジェクトについて』をご覧ください。)

トピックス:蕨商工会議所の皆さんが視察されました。

視察の様子
視察の様子

平成24年3月4日、埼玉県の蕨商工会議所青年部の皆さんが視察に訪れました。 蕨商工会議所の皆さんは、箱根関所通り景観まちづくり研究会の丸山会長から関所通りの景観まちづくりについてのお話を聞き、箱根関所を見学されました。 蕨商工会議所のホームページは次のリンクからご覧になれます。

関連リンク

トピックス:関所通りでイベントを開催しました。

写真撮影の様子
写真撮影の様子

平成23年10月16日、箱根関所通り景観まちづくり研究会の主催で江戸時代の雰囲気を再現するイベント「関所通りに侍、忍者あらわる!」を開催しました。 侍や忍者、お殿様などが関所通りにやって来て、お客さんと写真撮影を行ったり、紙風船・風車の無料配布を行いました。  また、「ねずみ小僧」も出現し、捕まえて関所通りの店舗に連れて行くと、景品を貰えるサービスもありました。  イベント様子の詳細については、次の「箱根関所通りイベントの様子」を是非ご覧ください。  また、箱根町観光協会公式サイト「箱根全山」でもイベントの様子を掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。

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研究会の概要

箱根関所通り景観まちづくり研究会の概要についてご紹介します。

【活動目的】

 箱根関所通りの景観まちづくりに関する事項を研究するとともに、その促進を図り、地区の生活環境の向上、活性化及び振興を図ることを目的としています。
 

【主な事業】 

 活動目的を達成するために、次の事業を行っています。
 

  1. 箱根関所通りの景観まちづくりに関する調査及び研究 
  2. 箱根関所通りの景観重点地区の指定に向けた調査及び研究 
  3. 箱根町景観計画の策定及び変更提案に係る調査及び研究

【構成員】

 現在、研究会の構成員は次のとおり、箱根関所通りの全店舗の店主の方などで構成されています。(平成22年5月26日現在)

 ※詳細については、リンク「箱根関所通り景観まちづくり研究会規約」をご覧ください。

関連リンク:箱根関所通り景観まちづくり研究会規約

箱根関所通り景観まちづくり研究会の皆さん

店舗名など 業種
箱根丸山物産本店 土産店
箱根寄木細工 関所からくり美術館 土産店
民芸の里 土産店
傳兵衛蕎麦 飲食店
箱根製麺所 製麺所
御番所茶屋(箱根関所旅物語館) 飲食店
ふれんず箱根 土産店
関所の茶屋 土産店
美濃屋 飲食店
神奈川県立恩賜箱根公園  
箱根関所  

 

これまでの取り組み

(自動販売機の色彩変更と壁面の塗り替え左:変更前 右:変更後)
(自動販売機の色彩変更と壁面の塗り替え左:変更前 右:変更後)

 これまで研究会は発足以来、関所通りの景観を良くするために話し合いをしています。その結果、実施した主な活動内容について紹介します。

○現行の屋外広告物に対する規制内容を研究し、乱立していたのぼり旗を自主的に減らしました。

○町景観まちづくりアドバイザー派遣制度を活用し、景観まちづくりアドバイザー田邉学氏に来ていただきました。
 田邉氏からは、関所の歴史や箱根地域の自然をモチーフとしたデザインや色使いの採用や、過剰になっている広告物やサインの必要性を見直すこと、未使用の季節用品などを来訪者の見えないところに置くなどのアドバイスをいただいたきました。

○箱根町景観まちづくりアドバイザーである「特定非営利活動法人日本景観フォーラム」(理事長:斉藤 全彦)と、平成22年5月26日(水)に開催された、第4回箱根関所通り景観まちづくり研究会の会議の席で、今後の関所通りの良好な景観形成へ向けた施策検討を連携して調査・研究することとしました。

○これまでの調査・研究した成果や景観まちづくりアドバイザーからいただいたご意見を踏まえた上で、関所通りの良好な景観形成をより効果的に進めていくために、研究会メンバーをはじめ、町や県が取り組まなければならない事項を明らかした『箱根関所通り景観まちづくり実施計画書』を策定しました。
 既にこの計画に基づいて、研究会の皆さんは、自動販売機の色を変更したり、外壁の色を塗り替えたりするなどの取組みを実施しています。(写真参照)

○景観に大きな影響を与えると考えられるのぼり旗の本数を減らしていますが、それに替わる情報提供の手段として、平成22年8月11日に携帯サイトを立ち上げ、平成22年9月9日に関所通りのマップを作成しました。

 
※「箱根関所通りマップ」、「箱根関所通り商店街携帯サイト」は、次のリンクからご覧になれます。(パソコンでもご覧になれます。)
 

関連リンク

※MAP、チラシの文字の字体は一部、正確に表記されない場合がございます。ご了承ください。

「国際観光地にふさわしい屋外広告物」検討プロジェクトについて

 このプロジェクトは山梨、静岡及び神奈川の3県によって策定された「富士箱根伊豆交流圏構想」に基づくものです。

 ○「富士箱根伊豆交流圏構想」とは
 平成18年10月に、山梨、静岡及び神奈川の3知事が、富士箱根伊豆地域の将来像とその実現へ向けた事業展開の方向性を検討する組織として「山静神サミット」を設置し、交流圏における広域的な行政課題について検討してきました。そして、この構想における将来像を実現させるために、大きく5つの広域連携施策が示されており、平成21年10月に開催された第4回山静神サミットで、将来にわたり交流圏の活性化を図ることを目的として策定されたのが「富士箱根伊豆交流圏構想」です。
 
 ○本プロジェクトの位置づけなど
 「富士箱根伊豆交流圏構想」の中で示されている「環境対策」における景観形成に向けた取り組みとして「国際観光地にふさわしい屋外広告物」について、各県でモデル市町村を指定して、取り組むこととなり、神奈川県のモデル地区が箱根町となりました。
 具体的には、箱根関所通りをモデル地区として、事業者の協力を得ながら屋外広告物について調査及び研究を行うこととなり、「箱根関所通り景観まちづくり研究会」と協働して取り組みを行いました。
 

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 今後も研究会の活動内容については、随時更新していきますのでご覧ください。
 また、良好な景観形成をめざして取り組んで団体などの情報がございましたら、ぜひお寄せください。

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