汚水処理施設整備計画(下水道アクションプラン)

 国土交通省、農林水産省、環境省の3省が連携して作成された「持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアル」に基づき、今後10年程度での汚水処理の概成を目標とし、各種汚水処理施設(下水道、合併浄化槽)の整備手法及び区域などを定めるものです。
計画策定では、汚水処理施設の特性や、下水道と浄化槽整備との経済性を総合的に勘案し、効率的かつ適正な整備手法を選定しました。

下水道事業概要

箱根町下水道アクションプラン(平成29年~平成38年度) [269KB pdfファイル] 

 下水道アクションプラン図[4238KB pdfファイル] 

(1)第1号、第2号公共下水道
集合処理(下水道)が有利と判断された地区を、下水道で整備するものとし、上位計画に基づいた面整備充当可能額を目安に、優先度を評価した上で、令和8年度までに約15haを整備する計画としました。

(2)第3号公共下水道
平成17年度に酒匂川流域下水道への編入が決定し、県の事業として、平成24年度から箱根・小田原幹線(全延長約9.2km)の工事に着手しており、現時点で山崎地区の一部供用開始が令和10年度の予定となっています。
町が行う面整備は、令和5年度から10年間で事業計画区域(認可区域)約49haを下水道で整備する計画としました。

 

令和2年度末整備状況

   全体計画 事業計画  整備済み
面積  整備率 未整備

面積

整備率 未整備 面積

ha

% ha

ha

% ha ha

第1号公共下水道

(強羅処理区)

540 45.18 296.04 310 78.7 66.04 243.96

第2号公共下水道

(仙石原処理区)

893 65.13 352.2 693 78.0 152.2 540.80

第3号公共下水道

(湯本処理区)

260 0 260 49 0 49 0
1693 46.4 908.24 1052 74.6 267.24 784.76

他ページ、「箱根町における下水道事業」の数値とは基にしたデータが異なるため、数値に違いがあります。

 

アクションプラン検討資料
経済性検討
下水道で整備した場合と浄化槽で整備した場合の、建設費、維持管理費を合計経費とし、どちらが安価であるかを評価したものです。

経済性判定結果[1349KB pdfファイル] 

浄化槽判定地区
第1号、第2号公共下水道では、未整備区域(約600ha)の多くが、第3号公共下水道は須雲川、畑宿、大平台、宮ノ下、小涌谷地区で個別処理(浄化槽)と判定されたものですが、今後、事業の効率性や経済性、実現性等など、総合的に事業を再整理していくものとします。

 

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