薬を適切に管理することとは

ポリファーマシーって何?

 ポリファーマシー(ポリ:複数、ファーマシー:調剤)とは、単に服用する薬剤が多いことではなく、多剤服用の中でも害をなすものが特に『ポリファーマシー』と呼ばれています。

 

 ポリファーマシーは、必要以上の薬剤が投与されている、または不必要な薬剤が処方されていることで、薬剤の有害リスクの増加や誤った方法での服用(服薬過誤)等の問題を引き起こす可能性がある状態を指します。

 特に、高齢になると複数の病気を持つ人が増え、複数の医療機関を受診し、服用する薬が増える原因となります。飲む薬の数が増えることで、薬同士が相互に影響しあうこと(効きすぎることや効かなくなること)があり、副作用が出やすくなることがあります。

 

ポリファーマシーを解決するために!

 くすりの情報を1冊のお薬手帳にまとめましょう!

 薬を処方する医師や調剤を行う薬剤師をはじめとした医療にかかわるそれぞれの専門家と情報を共有することが大切です。

 そのために、お薬手帳は1冊にまとめて、受診する際には忘れずに持参することやかかりつけ薬局を利用すること等、服用している薬について積極的に情報共有を行いましょう

 

 リーフレット「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」(出典:厚生労働省)

 https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000606997.pdf

 

関連リンク

厚生労働省ホームページ(ポリファーマシーに対する啓発資料の活用について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10074.html