認知症等が原因で行方不明となる高齢者が全国的に増えています。

町には近隣市町や小田原警察署・県小田原保健福祉事務所と協力して、認知症等のために行方不明となる高齢者を早期に発見するため「認知症等行方不明SOSネットワーク」があります。

万一に備え、事前に高齢者の名前・連絡先・体の特徴などを、町に登録しておくことで、行方不明になったとき、このネットワークによってすみやかに捜索を開始することができます。また、発見された時、一刻も早く身元確認ができ、安全にご家族のもとに帰ることができます。

認知症等によって行方がわからなくなることは、家族にとってつらい症状のひとつです。決してひとりで抱え込まず、お年寄りのいるご家族は、「認知症かな・・・」と思ったら、一日も早い登録をお勧めします。

対象者

 認知症等により行方不明になるおそれのある方

利用料

 無料

申請方法

 福祉課にご連絡ください。

 (登録者の状況を聞き取り、登録方法をご案内します。)

 

また、次のとおり認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方とそのご家族を対象とした取り組みがあります。

 

GPS位置情報検索機器の貸与

行方不明となった際、速やかに発見できるよう小型のGPS発信器を貸出しします。

対象者

 認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方のご家族

利用料

 本体機器:無料(町から貸出)

 利用費:月額基本料金 無料(検索回数等により利用者負担あり)

申請方法

 福祉課にご連絡ください。

 

個人賠償責任保険の加入

認知症等によって行方不明になるおそれのある方の不測の事態に備えるため、町では認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方を対象とする個人賠償責任補填のある保険に加入しています。

この保険の補填は、他人にけがをさせたり、他人の財物を壊したり、誤って線路に立ち入り電車を止めてしまったなどの法律上の賠償責任を負う場合に対象となります。

対象者

 認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方

利用料

 無料

申請方法

 申請の必要はありません。

 認知症等行方不明SOSネットワークに登録後、町で加入手続きを行います。

 

箱根町SOS登録シールの配布

 認知症の方等が行方不明になり保護された際、早期に身元を照会できるようにするため、認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方を対象に「箱根町SOS登録シール」を配布します。

高齢者を保護した方からシールに記載のある福祉課に連絡してもらい、ナンバーから誰なのかわかる仕組みです。オレンジ色のシールは、はこジ郎が目印となっています。

     

対象者

 認知症等行方不明SOSネットワークに登録のある方

配布内容

 外用シール、布用シール、キーホルダー

利用料

 無料

申請方法

 申請の必要はありません。

 認知症等行方不明SOSネットワークに登録時にお渡しします。

 

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