大涌谷橋の火山ガスについて
神奈川県温泉地学研究所が、高い数値が観測されることのあった大涌谷橋付近に常時観測器(二酸化硫黄、硫化水素)を設置し、運用が開始されましたので、この観測データを掲載します。
なお、現在、日常生活に支障を及ぼすような濃度は計測されていませんが、風向きなどにより大涌谷橋で高い濃度が計測されることがあります。濃度によっては、大涌谷橋付近での駐停車をしないよう注意喚起するほか、県道の交通規制を実施する場合もあります。
測定結果は以下のとおりです。
ガス測定結果 [608KB pdfファイル]
県道734号の規制基準等
判断数値 (二酸化硫黄) |
規制等内容 | 人への影響 |
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防災行政無線等による注意喚起 | 【二酸化硫黄濃度】 2から3:刺激臭となり不快感が増す 5以上:気道抵抗が増す 10以上:鼻やのどに刺激、咳が起こる 30から40:呼吸が困難となる 400から500:致死濃度 【硫化水素濃度】 20から30:咳、悪心、頭痛が起きる 50から500:眼と呼吸器に刺激を感じる 500から1000:はじめ過呼吸、やがて無呼吸 1000から2000:致死濃度 ※出典:環境省 「国立公園内等における火山ガス中毒事故及び安全対策」 |
5ppm以上 | 防災行政無線等による注意喚起 消防車両等巡回広報による注意喚起 |
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10ppm以上 | 県道734号 旧スケートリンク入口付近交差点~姥子間通行止め |
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更新日:2019年3月2日