災害時の飲料水確保
震災時は、広範囲にわたって導、送、配水管の破損や停電による浄水施設の停止等により水道水の汚染や断水が予想されます。ご家庭や事業所では、万一に備え日ごろから最低3日分(1人1日3リットル)の飲料水の備蓄と生活用水の確保をお願いしています。
震災時水道関係職員は、全力を挙げて水道施設の応急復旧に出動するため、給水車による給水に満足な人員を配置できない事態が予想されます。飲料水確保は、各自の備蓄のほかは次のとおりとなっています。
指定配水池、災害時給水可能拠点
指定配水池、災害時給水可能拠点は、地震発生等で水道が使用できなくなった場合に、当面の水を確保する施設です。被災状況や道路交通状況にもよりますが、確保された水を、配備してある発電機と水中ポンプを利用して使用することができます。
地区名 | 配水池名 | 場所 | 管理区分 |
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湯本 | 湯本茶屋浄水場 | 湯本茶屋字馬立場86-4 | 町営水道 |
大平台 | 大平台第2配水池 | 大平台字中山725-1 | 町営水道 |
小涌谷 | 鷹ノ巣配水池 | 小涌谷字鷹ノ巣439-32 | 町営水道 |
芦之湯 | 芦之湯第2配水池 | 芦之湯字穂梨平93-105 | 町営水道 |
箱根、元箱根 | 元箱根第3配水池 | 元箱根字二夕子裾通り110-163 | 町営水道 |
地区名 | 施設名 | 場所 | 管理区分 |
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仙石原 | 高原配水池 | 仙石原1245-622 | 神奈川県企業庁 |
仙石原 | 強羅配水池 | 仙石原1320-153 | 神奈川県企業庁 |
避難施設の受水槽等
施設の被害状況から避難施設にある受水槽、高架水槽等の保有水が飲料水として利用できます。
相互融通管
相互融通管は、非常時に近隣市町等と水供給の相互協力ができるよう、接続した連絡管です。湯本地区の一部が小田原市から、二ノ平、小涌谷地区の一部が県企業庁(箱根水道パートナーズ(株))から水の供給が受けられるようになっています。
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更新日:2022年6月17日