幼児学園・保育園の食育
乳幼児期の食事は、子どもの身体を作り、心を育て、「生きる力の基礎」を育みます。幼児学園・保育園では、健康的な給食を安全に美味しく食べられるよう、「楽しく、おいしく食べる子どもに」を年間目標に掲げ、給食を実施しています。
給食の特徴
- 0歳~5歳までの給食費を無償としています。
- 全学年、主食を含めた完全給食を実施しています。
- 園内で調理、提供する自園給食です。
- 四季折々の旬の食材を多く取り入れています。
- 味付けは薄味で、素材の持ち味を大切にしています。
- 加工食品はできるだけ使わないようにしており、だしは天然のものを使用しています。
- 主食の曜日を決め、主食に合う調理法で、主菜、副菜、汁物は和・洋・中と味付けに変化をつけています。
- 子どもの好みとバランスをとりながら、食事が楽しいものとなるように配慮しています。
- 年間8回のお楽しみ給食(行事食)を取り入れ、季節感を大切にしています。
給食だより
年4回、家庭へ配布します。コラムや離乳食のレシピ等、役立つ情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
給食展示
毎日の給食をサンプルケースに展示しています。
(夏季中はコバエ等の発生防止のため、展示を中止することがあります。)
給食試食会
年1回程度、保護者の方に、子どもたちの園での食事の見学や、給食の試食や、栄養士からの説明を行っています。
調理体験
五感を活かした食体験として、町内幼児学園・保育園・幼稚園の年長クラスを対象に、園の給食で使用する食材に触れ、自らが食にかかわって食べる体験を行っています。
これまでの実施内容
・そら豆の鞘とり体験
春野菜の匂いや味を体験します。
・とうもろこしと枝豆の皮むきや鞘とり体験
体験の他に、とうもろこしや枝豆(大豆)の加工品があることも学びます。
・米とぎ体験と鮭を丸ごと1尾を切り分け、ムニエルになるまでを見学、試食します。
・災害時の食事作り体験
電気が止まっても炊けるご飯として、自分の食べるお米の量と必要な水量を計量し、鍋で茹でて調理、試食します。
・かつお節削りとだしを味わう体験
かつお節を削り、削りたての香りやとりたてのだしの味と香りを味わいます。
野菜づくり
園庭では、ミニトマト、きゅうり、なす等、様々な野菜を作っています。収穫した野菜は、給食に取り入れることもあります。
栄養相談
園と連携して、食事状況の確認や、食事量、身長、体重の伸びで心配がある保護者への食事の相談・指導を行っています。