箱根町では、東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生したことに伴い、町立小・中学校、幼稚園、幼児学園、保育園において平成23年度から大気、土壌、プール水の放射線量検査を行い、平成24年度から神奈川県の実施する『安全・安心のための学校給食環境整備事業』を活用し、給食食材の放射線量検査を行ってきましたが、平成28年3月をもって全検査を終了しました。

●大気の検査結果における全施設年間平均値は、以下のとおりでした。

年 度

年間平均値

平成23年度

毎時0.037マイクロシーベルト

平成24年度

毎時0.029マイクロシーベルト

平成25年度

毎時0.024マイクロシーベルト

平成26年度

毎時0.019マイクロシーベルト

平成27年度

毎時0.019マイクロシーベルト

※上記数値を屋内で16時間及び屋外で8時間生活した人の年間被ばく量に換算すると、平成24年度は194マイクロシーベルト、平成27年度が100マイクシーベルトとなりますが、これは国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告による一般人の安全基準である年間1,000マイクロシーベルトを大きく下回っています。

●土壌の検査結果については、全ての年度の全施設において放射性ヨウ素が不検出でした。
 なお、セシウムの検出はありましたが、土壌中の放射性物質に関する国の基準は現在なく、厚生労働省が定めた食品中の放射線物質に関する暫定規制値(一般食品の基準値である100Bq/Kg)を下回っています。

●プール水の検査結果については、全ての年度において全施設放射性ヨウ素及びセシウムが不検出でした。

●学校給食の検査結果については、平成24年度から品目の検査を行い、全ての品目が測定下限値未満(食材のセシウム濃度が25Bq/Kg未満)でした。

○水道水と下水汚泥については、上下水道温泉課が引き続き測定しておりますので下水汚泥等の放射性物質測定結果のページをご参照ください。

  

過去の検査結果は以下のとおりです。

 

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