箱根町では、ごみの減量化を推進するため、生ごみ処理機器を購入またはリースした方に費用の一部を補助しています。
   町では、これまでもごみの減量化・資源化を推進してきましたが、平成29年度からは業務用生ごみ処理機器も補助対象とし、事業系の生ごみの減量化を図っています。事業者の皆様におかれましては、ぜひ本制度を活用いただき、生ごみの減量化・資源化に取り組んでくださいますようお願いします。また、家庭用生ごみ処理機器も引き続き補助対象としていますので、ご活用くださいますようお願いします。

補助の対象となる方

(1)町内に住所のある個人  
(2)町内に所在する事業所 

  ※町税等に滞納がある場合は補助の対象になりません。
 

補助対象機種

(1) 電気式生ごみ処理機
(2) 生ごみ堆肥化処理容器
(3) 業務用生ごみ処理機(生ごみの処理能力が1日に10kg以上)

  ※業務用生ごみ処理機については、生ごみ処理機本体に加えて、設置費も対象になります。

補助額等

(1) 電気式生ごみ処理機
  • 補助率:購入金額の1/2以内(100円未満切捨)
  • 上限額:30,000円
  • 補助機数:一世帯または一事業所につき1基まで(ただし、買い替えの場合は、補助を受けた日から3年以内のものを除く。)
(2)生ごみ堆肥化処理容器
  • 補助率:購入金額の1/2以内(100円未満切捨)
  • 上限額:1基につき5,000円
  • 補助機数:一世帯または一事業所につき2基まで(ただし、買い替えの場合は、補助を受けた日から3年以内のものを除く。)
(3)業務用生ごみ処理機(購入)
  • 補助率:購入金額及び設置費用の合計の1/2以内(1,000円未満切捨)
  • 上限額:1,000,000円
  • 補助機数:一事業所につき1台まで
(4)業務用生ごみ処理機(リース)
  • 補助率:リース期間中各年度のリース料金の1/2以内(1,000円未満切捨。また、設置の日から5年間を限度とする。)
  • 上限額:リース期間中の補助金の合計が1,000,000円に達するまで
  • 補助機数:一事業所につき1台まで

申請方法

 予算に限りがありますので、事前に確認してください。

(1)電気式生ごみ処理機 または 生ごみ堆肥化処理容器

 箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付申請書(第1号様式).doc [34KB docファイル] に、購入した機器の領収書(写し)と機器の形式及び処理能力がわかる書類(カタログなど)を添付して町に提出してください。

    ※町に振込口座の登録が無い方は債権者登録様式を併せて提出してください。

(2)業務用生ごみ処理機

 業務用生ごみ処理機を購入する前に、以下の書類を用意し、町に提出してください。
(1)箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付申請書.doc [34KB docファイル]
(2)事業計画書.docx [16KB docxファイル]
(3)設置場所の案内図(地図)及び配置図(敷地内図面など)
(4)業務用生ごみ処理機の購入または賃貸契約に係る見積書(写し)
(5)機器の形式及び処理能力がわかる書類(カタログなど)

交付請求方法

 (1)電気式生ごみ処理機 または 生ごみ堆肥化処理容器

 交付決定後に、箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付請求書(Word/32KB)町に提出してください。

(2)業務用生ごみ処理機

 交付決定後に、以下の書類を用意し町に提出してください。
(1)箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付請求書(Word/32KB)
(2)業務用生ごみ処理機購入の領収書(写し)または賃貸に係る賃貸借契約書(写し)
(3)機器の設置前及び設置後の写真

生ごみ処理機器利用者の声

 生ごみ処理機器には種類があるため、自分に合った機器の購入をお勧めします。補助制度を利用し生ごみ処理機器を購入した方の声をご紹介しますので、参考にしてみてください。

種類 特徴 良かった点 困った点
電気式生ごみ処理機 電源を必要として、熱や風の力で生ごみを乾燥させて減容するもの、微生物の力で生ごみを堆肥化や消滅化するもの。

・小さくなり軽くなるためごみ出しが楽になった

・においが出にくくなり、虫が湧きにくくなった

・コンパクトなため室内でもスペースを取らない

・電気料金がかかる

・独特の焦げたようなにおいがする

生ごみ堆肥化処理容器

庭や畑などに設置して、堆肥化を行う容器。微生物の力を利用して、2~3ヶ月ほどで堆肥にする。(時期や量によって変動がある。)

・ごみの減量化につながる

・肥料として再利用できる

・今のところ困っていることはない

 

業務用生ごみ処理機の処理量

 業務用生ごみ処理機は一日の処理能力が10kg以上の大型のもので、主にホテルや旅館等に設置され、ごみの減量化に大きく貢献しています。補助制度を利用し、業務用生ごみ処理機を購入した事業所とその処理量を公開します。

【令和5年度 業務用生ごみ処理機設置事業所および処理量】

事業所名 設置年度 稼働日数 処理量(kg)
小涌園 天悠 令和元年度 365日 6,834
小涌園 ユネッサン 令和元年度 366日 8,995
はつはな 令和4年度 359日 1,375
円かの杜 令和5年度(12月) 65日 230

箱根・芦ノ湖

はなをり

令和5年度

(3月)

6日 448
合計 17,882

※本表は、5年以内に箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金を利用して業務用生ごみ処理機を設置した事業所を掲載。

 補助金の交付を受けた事業所は、設置後5年間町へ処理量を報告することになっています。

【これまでの業務用生ごみ処理機による処理量】

年度 処理量(kg) 設置事業所
平成29年度 22,293

箱根パークス吉野

吉池旅館

平成30年度 42,422

箱根パークス吉野

吉池旅館

ホテルグリーンプラザ箱根

令和元年度 36,760

箱根パークス吉野

吉池旅館

ホテルグリーンプラザ箱根

小涌園 天悠

小涌園 ユネッサン

令和2年度 21,086

箱根パークス吉野

吉池旅館

ホテルグリーンプラザ箱根

小涌園 天悠

小涌園 ユネッサン

令和3年度 20,036

箱根パークス吉野

吉池旅館

ホテルグリーンプラザ箱根

小涌園 天悠

小涌園 ユネッサン

令和4年度 17,796

ホテルグリーンプラザ箱根

小涌園 天悠

小涌園 ユネッサン

はつはな

※事業所ごとに処理容量の異なる処理機を導入しています。

【利用した感想】

・ごみの減量化に繋がり、SDGsにも貢献できていると感じる。

・光熱水費は多少かかるが、ごみ処理費が削減できるので、支出が増えたということはない。

・投入不可物(貝殻、爪楊枝、割りばしなど)が混入してしまうと処理能力が落ちてしまうため、しっかりと分別する必要がある。

 分別に慣れるまでは、大変に感じることもある。

要綱及び様式

要綱】 

 箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付要綱.pdf [149KB pdfファイル] 

様式

箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付申請書(第1号様式).doc [34KB docファイル] 
事業計画書(第2号様式).docx [16KB docxファイル] 
箱根町生ごみ処理機器購入費等補助金交付請求書(第4号様式)(Word/32KB)  
業務用生ごみ処理機利用実績報告書(第5号様式).doc [46KB docファイル] 

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