自治体DX推進の背景

 2021年9月1日、日本のデジタル社会実現の司令塔としてデジタル庁が発足しました。同年12月に「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が決定され、国をあげてデジタル化を進める、自治体DXの推進に重点を置くことが示されました。このような状況を受け、町は2022年4月1日付、企画観光部企画課にデジタル推進係を設置しました。町がDXで目指すビジョンを明確化するとともに、デジタル技術を最大限活用することによって、持続可能な町を目指します。

※DX(デジタル・トランスフォーメーション):デジタル技術の活用を進め、制度や組織の在り方等をデジタル化にあわせて変革していくこと。

取組内容

  • 企画観光部企画課にデジタル推進係を設置(2022年4月1日)
     自治体DXを推進する専門部署を設置。
  • 箱根町DXフェローを委嘱(2022年4月26日)
     専門的知見からDXに関する支援・助言を行う「箱根町DXフェロー」2名を委嘱しました。

     ※フェロー:研究員や研究職に与えられる職名又は称号のこと

     

         委嘱式の様子(左側から小林圭介氏、勝俣町長、陳内裕樹氏)

 

  • 管理職向けDX研修を開催(2022年4月26日)
     「箱根町DXフェロー」2名を講師に迎え、研修を実施。
  • 出張スマホ教室の開催(2022年5月~)

    箱根町地域包括支援センターとの共催で、携帯電話事業者の協力のもと「出張スマホ教室」を町内各地域で開催。

    2022年度は全11回開催。2023年度も各地域で入門編・基本編の2講座をそれぞれ開催し、別にLINE講座等も開催予定。

             

                 出張スマホ教室の様子

   

  • 全職員対象DX職員研修会を開催(2022年6月)
     「箱根町DXフェロー」が作成した研修動画を視聴(全職員対象)
  • はこねデジタル未来宣言(2022年8月)
      2022年8月22日発表[1126KB pdfファイル]  

    デジタル化に対する町の強い意志、方針を表明。

 

推進体制

 庁内横断的な総合調整を図り、DXに関する重要事項を協議・決定する組織として、DX推進本部等の体制を構築しました。

     

今後の取組

 町のデジタル化・DX推進に係る計画を策定し、デジタル技術の恩恵を平等に享受できることを前提とした、町民サービスの利便性向上に取り組み、持続可能なまちづくりを目指します。

 

 

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