環境課へのよくある問い合わせのうち、生き物に関する質問について回答をまとめました。
 

イノシシ、シカが出没して困っている。

 近年イノシシ、シカによる被害が多く発生しています。
 人里に動物が出没するのは、さまざまな理由が考えられますが、被害防止のためには、町などによる捕獲に加え、町民の皆さまたちも含めた、総合的で効果的な対策が不可欠となります。
 町による捕獲も実施していますが、捕獲だけでは被害を減らすことはできません。
 鳥獣を近づかせないような環境づくりを行いましょう。
 なお、詳細な対策を知りたい場合や町に捕獲を依頼する際は、環境課へ問い合わせるほか、町の鳥獣被害防止マニュアルも参考にしてください。
 箱根町鳥獣被害防止マニュアル

敷地内で生き物が死んでいるので回収してほしい。

 町では私有地内の生き物の回収は行っていません。
 ご自身でごみとして出してもらうようお願いします。
 ただし、生き物の状態や、鳥獣を対象とした伝染病のまん延状況によっては、個体を回収することがあります。詳細は次のページを確認してください。
 豚熱について
 野鳥における鳥インフルエンザについて(死亡した野鳥を見つけたら)

巣から落ちたヒナがいる。

 主に春から夏にかけて野鳥が巣立ちとなります。
 この時期のヒナはまだうまく飛べないので、地面に落ちてしまうことがありますが、近くで親鳥が見守って世話をしています。
 そのままにしておきましょう。
 ただし、落ちた場所が道路など危険な場所の場合は、近くの茂みなどに動かしても問題ありません。

ケガをした動物を見かけた。

 野生の動物に対しては、できるだけ人の手を避けることが望ましいです。
 野生の動物の多くがケガや病気で命を落としますが、その命も他の動物の命を育てています。
 自然の中での出来事に対しては、見守ることが基本ですが、どうしても救護したい場合は、ご自身で県内の保護施設に持ち込んでください。
 県内の保護施設や、対象の鳥獣については、県のホームページを確認してください。
 けがや病気の野生鳥獣を見つけたら(神奈川県ホームページ)

家や倉庫に生き物が侵入したので追い出してほしい。

 屋内に侵入する生き物としては、タヌキ、ハクビシン、アナグマ、ネズミ、コウモリなどの哺乳類、ヘビ、クモ、ムカデ、ヤスデなどの爬虫類がいます。
 町では侵入した生き物の追払い、駆除は行っていません。
 自然の生き物であれば、時間が経てば自然にいなくなります。
 何度も出没する場合は、侵入経路を断つ、隠れ場所をなくすなど、生き物が来ない環境をつくりましょう。
 ただし、小動物の種類によっては、庭などにわなを設置できることがありますので環境課に連絡してください。

家にスズメバチの巣ができたので駆除してほしい。

 町では直接駆除を行っていませんが、ご自身の敷地に営巣したスズメバチの巣を、業者に依頼して駆除した方に対して補助金を交付しています。
 申し込み方法などの詳細は、次のページの「スズメバチの巣の駆除費補助金について」を確認してください。
 カ・ハエ・ハチの駆除

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